自分を知って無理をしないで楽に暮らす

人は環境や経験によって作られます。自分がどのような人間なのか、自分を知って、今の自分にできることを見つけ、生活を楽しみたいです。

子宮筋腫全摘手術入院1日目

話が入院1日目から、

少しも進まなくて申し訳ありません。

書き出すと、

あれもこれもと思い浮かんでくるものですから。

 

でも、少しでもお役に立つ内容を

と思っていますので

気長に話が進んでいくのを

待っていただけたらと思います。

 

入院したのは4人部屋で、

 

すでに子宮筋腫による

子宮全摘手術を受けた人が1人

子宮全摘ではなく、

筋腫のみ取り出した人が1人

 

と同室になりました。

 

私が入院した時には、

まだベッドが一つ余っていたのですが

すぐ後に、

子宮ガンで子宮を全摘したおばあちゃんが

個室から移ってきました。

 

実は、このおばあちゃんが

トラベルメーカーだったのですが

そのお話はさておいて・・・

 

子宮筋腫による子宮全摘手術を受けたYさんは

私が入院した次の日に、抜糸でした。

 

抜糸は術後7日目に行うのですが

Yさんが、

普通にシャカシャカ動いているのを見て

 

手術の7日後で、

あれだけ動けるようになるんだ

 

と思い、とても勇気づけられました。

 

さて、

少しアレルギー反応が起こってしまった

造影剤投与でしたが

それ以降、

何のトラブルも起こらなかったので

よかったです。

 

夕方になり、

ドクターから手術についての 

説明を聞くため

夫が再び病院へやって来ました。

 

まず、夫と私が署名した、

手術の同意書も提出し

その後で、MRI検査で撮った

下腹部の写真を見ながら

説明を受けました。

 

その時にいただいた手術に関する説明書は

以下の通りです。

 

病名:子宮筋腫

手術   腹式単純子宮全摘手術

手術時間 1.5-2時間

麻酔   全身麻酔+硬膜外麻酔

 

手術に伴う危険、合併症

 

出血が大量の場合、輸血の可能性あり

周辺臓器(膀胱、尿管、腸管等)

損傷の危険あり

術後感染、出血、創縫合不全、

腸管マヒ等の術後合併症の危険あり

血栓症については予防措置   

 

以前は、医師の言われるままに

あまり説明をされないまま

手術を受けたのでしょうが

 

今は、手術を受ける際に

生じる危険性についても

しっかり説明してくれるので

 

手術を受けるのは怖いですけど

安心していられました。

 

麻酔についてですが

 

手術をする時は、当然全身麻酔ですが

終わってしまえば、麻酔が切れて

痛みが襲ってきます。

 

その痛みに耐えるため、

手術後に、硬膜外麻酔をして

痛みをあまり感じないように

するのだそうです。

 

この硬膜外麻酔は

手術前に腰の少し上あたり

背骨のすぐ横のところから管を通して

そこから薬を入れる

 

という話でした。

 

出血については 

輸血の可能性もあると言われましたが

輸血の同意書は提出しませんでした。

 

私の手術後に入院してきた

卵巣摘出予定の方は

輸血の同意書を出したと

おっしゃっていたので、

 

それぞれの病状により

同意書を出すか出さないかが

決まるのだと思います。

 

周辺臓器の損傷については、

子宮のすぐ後ろに直腸があるので

それを傷つける可能性もあるという

話でした。

 

血栓症については

術後、動かないでいることで、

血栓ができ、死に至る場合がある。

 

その予防のために、

術前に着圧ハイソックスをはき

術後、初めて起き上がるまで、

足の血流をよくする

フットポンプを装着する。

 

という話でした。

 

あと、昔は、

術後は安静にした方がいいということで

動かずに、じっと寝ているだけだったが、

 

今は、身体を動かした方が、

回復が早いということがわかったので

術後は、なるべく動くように

 

言われました。

 

クリニカルパスにも、

手術翌日の昼には、

身体を起こすように指示されています。

 

そんなこと本当にできるのか、

不安でしたけどね。

 

手術が終わった後は、

摘出した臓器を見せながら

夫に、病状について説明をすると

 

言われました。

 

気持ち悪いものが嫌いな夫には

ちょっと酷なことですけれど、

これは、仕方のないことです。

 

ドクターは、

私にも、摘出した臓器を見たいかどうか

尋ねました。

 

確かに気持ち悪いのですが、

やはり、きちんと病状を  

知りたいという気持ちが強かったので

見せてくれるよう、お願いしました。

 

それと、私が不安だったのは

卵巣も摘出するかどうかということ。

 

卵巣がなくなると、

更年期の症状が出てくるというので、

その点、心配でした。

 

ドクターの話によれば、

普通なら卵巣の摘出はしないが、

MRIの画像を見ると

片方の卵巣の大きさが

普通よりも大きいように思えるので、

もしかしたら、

摘出することになるかもしれない

 

ということでした。

 

さて、30分ほどで手術の説明が終わり

夫と共に病室へ戻りました。

 

手術の後に、

取った物見るの嫌よね。

 

と夫に尋ねると

 

それは仕方ないんじゃない。

気持ち悪いけど。

それよりも・・・

 

あなたの皮下脂肪すごかったね。

あれ見て、

すげー皮下脂肪

って思ったよ。

 

このバカ亭主!

 

かくして、

入院1日目は終わったのでありました。