自分を知って無理をしないで楽に暮らす

人は環境や経験によって作られます。自分がどのような人間なのか、自分を知って、今の自分にできることを見つけ、生活を楽しみたいです。

子宮筋腫全摘手術当日、いよいよ手術室へ

手術の開始は午後2時です。

 

1時に

手術室へ行くことになっていました。

 

その時間が近づくと

病室内も慌しさが増します。

 

ストレッチャーや

手術後の血栓予防のために足に装着する

フットポンプが病室に運ばれてきました。

 

手術室へ入る30分前から

抗生物質の点滴が始まりました。

 

実際には、朝9時から、

点滴が始まっていましたが

たぶん、

それは栄養剤か何かだったのだと思います。

 

そのおかげで

前の晩から何も食べていませんでしたが

お腹は全然空きませんでした。

 

いよいよ1時になり

とうとう手術室へ行くことになりました。

 

ストレッチャーの上に横たわり

手術室まで運ばれます。

 

病室から手術室まで

くねくねしている病院の廊下を曲がったり

エレベーターに乗ったりで

 

その間、動く天井を眺めていると

何かテレビドラマの

1シーンみたいな感じがしました。

 

手術室は結構広くて

色々な器具が置かれていました。

 

ストレッチャーから手術台に移って

上にあるライトを眺めると

 

あれ四角?

 

と思いました。

 

よくドラマで見ていた手術の光景では

上にあるライトは丸い形をしていたので

 

四角であることに、

ちょっと違和感を覚えたのです。

 

まあ、そんなことは、

大したことではないのですけどね。

 

手術を開始する前に

手術後の痛みを和らげる

というか、感じないようにするため

 

最初に説明を受けた

硬膜外麻酔を受ける準備を

することになりました。

 

これは背骨のすぐ近くに針を刺して管を通し

そこから麻酔薬を注入するものです。

 

その時、背中を思い切り曲げないと

管が入っていかないのですが、

 

私の場合どんなに曲げても

それが入っていかないのです。

 

もっと曲げて、丸くなって

 

と言われるのですが、

どうにも入っていきません。

 

背中に、そんなにお肉が

付いているわけではないのに。

 

何度試してみても入らないので

 

いいよ、入らないなら。

止めよう。

 

の先生の一言で、硬膜外麻酔は止めることに。

 

え~っ、じゃあ手術後の痛みはどうなるの?

 

と思っていたら、

点滴による鎮痛剤で対応してくれるとのこと。

これで、ちょっと安心できました。

 

さて、次はいよいよ全身麻酔です。

すでに抗生物質の点滴をしているので

そこから麻酔薬を入れるとのことでした。

 

もし麻酔が効かなかったら・・

 

私は、とても不安でした。

痛い思いをするなんて、絶対嫌ですから。

 

でも、そんな不安は無用でした。

 

さあ、麻酔薬を入れますよ

 

その一言を聞いた後の記憶は

全くありませんでした。

薬が身体に入った途端、

麻酔が効いたのです。

 

次に目が覚めたのは

 

終わりましたよ

 

と言われて起こされた時です。