自分を知って無理をしないで楽に暮らす

人は環境や経験によって作られます。自分がどのような人間なのか、自分を知って、今の自分にできることを見つけ、生活を楽しみたいです。

造影剤投与による手術前の腎臓検査・同意書へのサイン

入院してすぐに

X線室で、腎臓検査を行いました。

 

これは、腎臓の様子を診るために

X線写真を撮るというものだと

思うのですが、

それに先立って、

点滴による造影剤投与を受けました。

 

造影剤投与を受けるにあたり、

説明書を読み、看護師から説明を受け

同意書にサインをすることになりました。

 

同意書の内容は以下の通りです。

 

今回使用する造影剤は

ヨード製剤という薬剤を注射します。

 

注入された造影剤は血液の流れにのって、

全身の血管や臓器に分布します。

 

これにより、

あなたの病気の状態をより正確に明らかにし

治療方針の決定に役立てます。

 

尚、これは安全なお薬ですが、

稀に副作用が起こることがあります。

 

また、検査の都合上、

勢いよく造影剤を

注射しなくてはならない場合には

熱感や血管外に造影剤が漏れ、

痛みを伴うことがあります。

 

造影剤を投与されると、

副作用が起きる可能性があるため

同意書にサインを求められるわけです。

 

その副作用についても、

しっかり書かれています。

 

1.副作用の危険因子

 

アレルギー体質の方は、

副作用が現れる可能性が

一般の人に比べて高いといわれています。

また、造影剤は

腎臓から排出されるため

腎機能の悪い方は、

さらに悪化させる事があります。

こうした方には、

あらかじめ前処理を行うことがあります。

 

2.副作用の症状

 

軽度の副作用は、

吐き気、じんましん、くしゃみ、

めまい、等です。

重大な副作用は、

血圧低下、喘息発作、呼吸困難、

等が見られます。

非常に稀(約100万人に1人)ですが、

死に至った報告があります。

 

3.副作用が現れた場合

 

造影検査中、もし変だと感じたら、

ためらわずにおっしゃって下さい。

異変が現れた場合は、

点滴や必要な薬品を投与し最善の対処をいたします。

 

4.検査終了後

 

造影剤は、

通常24時間以内に全量が排泄されます。

水分摂取量が少ないと、

排泄が遅れるため、水分は多めに取って下さい。

また、非常に稀ですが、

数時間から数日後に

副作用が起こる場合があります。

帰宅後に副作用と思われる症状が

現れた場合には、当院へご連絡下さい。

 

読んでいると、ちょっと怖くなってきますが、

副作用が起きるのは稀とあるので、

 

まあ、自分は大丈夫だろう

 

と思っていたのですが

その稀に、私は当たってしまったのです。