自分を知って無理をしないで楽に暮らす

人は環境や経験によって作られます。自分がどのような人間なのか、自分を知って、今の自分にできることを見つけ、生活を楽しみたいです。

夜とトンネルの車の運転が恐くなった 白内障手術体験記 

子宮筋腫で子宮を全摘

手根管症候群の手術

蜂窩織炎で入院

胆嚢には8mmのポリープあり。

 

命に別状はないものの

色々病気を経験している私ですが

1年程前に

白内障のため、

両目に人口眼内レンズを入れました。

 

数年前から、

夜、車を運転する時と

トンネルを通る時に

前がよく見えなくて

とても恐くなりました。

 

これは老眼のせいだと思い

仕方がないと思っていましたが

ある日の夜、

高速道路を走っていた時に

いつにも増して、

目が良く見えなくて

時速60kmまでしか

スピードが出せませんでした。

 

もしかしたら老眼ではなく

脳に何か異常があるのかも・・・

 

暗い所が見えにくいだけでなく

明るい物を見ると

やたらとまぶしかったので

心配になった私は

自分の目の症状について

ネットで調べたところ

白内障の症状に似ていました。

 

自分の年齢(50代)で

白内障になるのかと

疑問に思いましたが

眼科に行ったところ

白内障と診断されました。

 

まずは右目の手術日を決めました。

当時の私の視力は

左が0.03で右目が0.08。

左と右の視力が違い過ぎると

いけないので

右目の眼内レンズの度数は

0.6にすると言われました。

 

手術をする前から

目が覚めたまま

目の手術をするなんて

本当に恐ろしいと思いました。

そして、手術の時

しばらくすると

慣れてくるのですが

強烈に明るいライトを

目に当てるので

眩しくて仕方がありませんでした。

 

それでも、

手術中はずっとライトを

見ているだけ、

時々、

目を動かすように言われたり

何が何だかわからない

機械音がしてドキッとしますが

思ったほど恐くはありませんでした。

緊張していたので

手と足に力が入っていました。

胸の上に

手術の道具が置かれていました。

 

それと手術の間

消毒薬だと思うのですが

ずっと目に水を垂らされていました。

そのせいで、手術が終わった後

髪がびしょびしょに

なってしまいました。

 

手術時間は40分程度

手術が終わると

目に大きなガーゼを

ばんそうこうでベタベタ

貼られました。

 

手術をした後は

目が痛いのではと

想像していましたが

痛みは感じませんでした。

けれども、涙はたくさん出ました。

 

手術当日は入浴はダメ。

そして、1週間は

洗髪ができませんでした。

 

手術の翌日、診察に行き

ガーゼを外しました。

その時、感じたこと。

 

世の中、こんなに明るかったんだ。

 

白内障のために

私の視界がどれだけ

暗くなっていたか

気付かされました。

 

その日は、

穴が無数に開いている

金属製の眼帯を付けて家に帰り

3種類の目薬を処方されました。

 

その翌日に眼帯を返した後は

目をこすらないように

注意するだけ。

これは結構気を遣いました。

 

その後、1週間、

1か月、3か月と間隔が伸び

今は半年に1回

診察へ通っています。

 

手術後、1か月は

3種類の目薬。

その後は、ずっと

ステロイド系の

抗炎症点眼薬を1種類

使っています。

 

もしかして、死ぬまで目薬を

使い続けるのかなと

思っています。

 

手術後、私の視力は

左目は0.03、右目が0.6となり

眼鏡を作り直したものの

左右の視力があまりにも違うので

気持ちが悪くて

仕方がありませんでした。

 

初めは、左目の手術は

予定していなかったものの

左目も白内障だったので

右目の手術の2か月後に

再び手術を受けました。

 

これで、両目の視力は

0.6になったはずなのですが

手術後、1年以上経った今は

両目の視力は0.3です。

 

それでも、

以前の視力に比べれば

はるかにましですし

近くが良く見えるので

お風呂に入るのが

とても楽になりました。

 

パソコンをする時と

読書をしたり字を書く時は

眼鏡を外しています。

以前は、老眼鏡が必要でした。

 

緊張はしたものの

手術は思っていたより

恐くありませんでしたし

手術をしたおかげで

夜とトンネルの車の運転は

恐くなりました。

 

もう少し早く

眼科へ行っていたら

長い間、恐い思いをして

車を運転せずに済んだのかなと

思います。

 

身体のどこかが

おかしいと思ったら

早めに診察を受けた方が良いと

実感しています。

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