自分を知って無理をしないで楽に暮らす

人は環境や経験によって作られます。自分がどのような人間なのか、自分を知って、今の自分にできることを見つけ、生活を楽しみたいです。

情熱があれば不可能も可能になるかも

たまたま出席したセミナーの中で

今までの人生の中で
ハマったことを思い出して
書くというのがありました。
その時に、思い出したことを
紹介します。
 
今から10年少しくらい前に
青い自転車という
フランスのドラマに
めちゃくちゃハマりました。
 
私は、気に入ったドラマや
映画に原作があると
それを読まずにはいられない
性分なので
その時も御多分に洩れず
青い自転車の原作全5冊を
購入し一気に読みました。
 
5巻目を読み終えた時に
これで本当に終わりなのかな?
と疑問が沸き起こりました。
何となく終わり方が
不自然な気がしたのです。
 
それで、私はインターネットで
青い自転車について調べたところ
その当時
フランス語の原作は
7巻まで出版されていることが
分かりました。
 
私は、それまで
フランス語を一度も
勉強したことはありません。
大学生の時は、
フランス語を毛嫌いして
第2外国語にドイツ語を
選んだくらいです。
だから、フランス語の本なんて
絶対に読めるはずがありません。
 
にもかかわらず
私はどうしてもどうしても
その続きが読みたくて
仕方がありませんでした。
 
続きを読むには
フランス語の原書を
買うしかない!
私はamazon fr.で
フランス語の原作を買うという
思い切った行動に出ることに
したのです。
 
夫の仏和辞典を手に
単語を一つずつ調べながらの
購入ですから
本を2冊買う手続きを終えるのに
2時間かかりましたが
とうとうフランス語の原書を
購入することができました。
 
それと同時に
日本のAmazon
初心者向けの
フランス語の参考書も
購入。
フランスから本が届くまでの間
事前に参考書で勉強をして
本が届くと同時に
仏和辞典と参考書を見ながら
翻訳を始めました。
 
事前に勉強したといっても
簡単な文章程度ですから
フランス語の長文を
簡単に翻訳できるはすが
ありません。
大分、フランス語が
読めるようになった頃に
初めに翻訳をした文章を
読み直したところ
めちゃくちゃな翻訳に
絶句したほどです。
 
初めは1日1ページがやっと、
それでも、空いている時間は全て、
青い自転車の翻訳のために注ぎ
本を読み進めて行くと
少しずつ、ペースも速くなり
翻訳力もついてきました。
初めの1冊を読むのに
半年くらいかかりましたが
その間に続編が発売されたので
再度、購入。 
何年かかけて
全部で6〜9巻まで計4冊の
フランス語の原作を
読み終えることができました。
 
実は10巻まで発売されていて
手元にあるのですが
ネタバレが好きな私は
本を読む時に
最後がどうなるか
気になってしまって
途中で終わりの方を
読んでしまったところ
10巻で主人公が
亡くなってしまったことがわかり
ああ、これで、このシリーズも
完結か
と思った瞬間
一気に本を読もうという情熱が
冷めてしまい
そこで、本を読むのを
やめてしましました。
未だに、10巻は読み終えておらず
本棚にしまったままです。
 
このことを思い出して
感じたのは
本当にやりたいことがあれば
どんな障害があっても
それを障害と思わず
いとも簡単に乗り越える力を
誰もが持っているということ。
心から願えば
成し遂げられないことは
ないということです。
青い自転車のことを
思い出したおかげで
私の心の中に
情熱の炎が灯っていて
きっかけがあれば
それを勢いよく
燃やすことができることが
分かりました。
人生はまだまだこれから。
情熱の炎を燃やして
夢をかなえたいと思います。

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