自分を知って無理をしないで楽に暮らす

人は環境や経験によって作られます。自分がどのような人間なのか、自分を知って、今の自分にできることを見つけ、生活を楽しみたいです。

人それぞれの基準や考え方が違うと腹が立ったり悲しくなったり困ったりする

泊まりがけで出かけて

帰ってきた日の翌朝、

洗濯の時に

液体洗剤の蓋を開けようとしたところ

きつく閉まっていて

開けることができませんでした。

 

私がどんなに力を入れても

開かなかったので

私の留守中に洗濯をしてくれた夫が

蓋をきつく閉めたに違いないと思い

 

蓋をきつく閉めないで!

開かないじゃない。

 

と文句を言いながら

夫に洗剤のボトルを渡すと

 

全然きつく閉めてない!

 

と怒って、

夫は難なく蓋を開けると

私に洗剤を返しました。

夫は私よりも力が強い上に、

私は手根管症候群になり、

手の筋肉がやせ細っているので

他の人が簡単に開けられても

私にはできなことが多々あります。

だから、

夫が蓋をきつく閉めたつもりはなくても

私に開けることはできませんでした。

 

私の手は力がないの!

 

と文句を言って、

洗剤を受け取りましたが

自分の基準と人の基準が

違うことで

腹が立ったり、ガッカリしたり

悲しくなったり

困ったりすることって、

結構あるのではないかと思います。

 

自分が気に入ったものなら、

他の人も気に入るはず。

自分ができることなら、

他の人もできるはず。

 

けれども、人はそれぞれ違うので

好きな物も、できることも

本当は違うのです。

 

私は、中学生の時に

ドラマの「大草原の小さな家」が

大好きで、

毎週、欠かさず観ていましたが、

母親に、

 

こんな面白くないものを観て。

 

と、けなされて、

とても、悲しい思いを

したことがあります。

 

また、

母が美味しいと思って作った料理が

美味しそうに見えなくて、

少し食べるのを躊躇っていた時に、

 

食べたくないなら、

食べなくてもいい!

 

と怒鳴られ、

母が、その料理を

壁に投げつけたこともありました。

とても悲しかったです。

 

自分の基準は人の基準と違う。

それを知っていれば、

必要以上に腹を立てたり

悲しんだり、困ったりすることなく

もう少し、楽に暮らせるのかなと

思います。